鎮守様大祭

白龍山 瑞雲寺

2014年04月07日 12:19

4月6日(第一日曜日)
今日は、鎮守様大祭でした。






当山に保管されていた古文書によれば、
およそ550年程前の昔
この地に「はやり病」が起こり、
人々は苦しみ、村人達は死に恐れ困窮の最中、
旅の修行僧あり。
村人達は、この地に留まり寺を建立し
この病気を鎮めてくれるよう懇願した。
旅の僧は、村人の心を察し哀れみ
願いを聞きいれた。
寺の建立する場所を思案しているとき
今は「白龍池」と呼ばれる池より白い龍が天に昇り
「ここに寺を建てよ」と示した。




池の辺に寺を建て、鎮守様を祀り、
こぞって祈願したところ村人を救ったと記録にあり。
今も、この「白龍池」には絶えることなく
水が湧き出て池を潤している
水飢餓と云われる年ですら
人々の水の難儀を救ってきた。
「白龍池」の御神体は、白龍弁財天をお祀りし
現在では寺の山門繁栄、人々の無病息災
家内安全・交通安全並びに
学術芸術の神、福徳円満にして
美人の神として信仰されている。




現在では、当山の年中行事の中で、鎮守様大祭として行っている。