花閑鳥自啼
花閑鳥自啼
「はな静かに鳥おのずから啼く」
満開の花は
ひっそりとしている
鳥の鳴き声も却って
その静けさを
際だたせるようだ
華やぎの中の静寂
そして調和が取れた
世界の意味
当山十七世であられた
恵定大和尚の
植えられた梅
幼少の頃は
境内地いっぱいに
柿と梅とあったものも
今となっては
僅かとなりましたが
例年、美しく花を咲かせ
春を知らせてくれます
その梅の枝に、鳥の姿をみると
幸せを感じる
しかし、世の中は
本当に、静寂であり
人々は幸せなのか?
改めて感じる・・
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