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2014年09月16日
まもなく、お彼岸となり
真っ赤な彼岸花が
咲き乱れる時期になりました。

曼珠沙華


「曼珠沙華(まんじゅしゃげ/かんじゅしゃか)」と申し
サンスクリット語で天界に咲く花という意味。
おめでたい事が起こる兆しに
赤い花が天から降ってくる
という仏教の経典から来ています。
彼岸花といってもピンとこない方も
別名でいえばわかる方も多いでしょう。
花言葉は、
「情熱」「悲しい思い出」「独立」「再会」「あきらめ」
開花期間が1週間ほどなのに、
秋のお彼岸の時期になると
必ず、開花する彼岸花は
あの世とこの世が最も通じやすい
時期に咲く花でもあります。

曼珠沙華


昔は、彼岸花は、田んぼの畦道
などにたくさん群生し
9月中旬に赤い花をつけるため
お彼岸の頃に咲く花として親しまれていました。
しかし、最近の田んぼや畑は
彼岸花というより
電線に囲まれるようになってきたような・・・。
お彼岸に咲き、土葬をモグラや野ネズミなどから守る意味
もあって墓地などによく植えられているため、
「死人花(しびとばな)」「地獄花(じごくばな)」
「幽霊花(ゆうれいばな)」のような
ちょっと怖い呼び名もついています。
彼岸花にはアルカロイドという毒があるため、
「毒花(どくばな)」「痺れ花(しびればな)」
などと呼ばれています。
その反面、でんぷんを多く含んでいるため
食用可能でして、毒は水にさらすと抜けるため
昔は飢餓に苦しい時に毒を抜いて
食用にすることもあったそうです
田んぼの畦道に彼岸花が多いのは
その毒でモグラや野ネズミを
防除するためだけではなく
飢饉に備えて植えたという説もあり
危険を覚悟してまで口にしなければ
ならなかった昔の苦労がしのばれます。



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Posted by 白龍山 瑞雲寺 at 07:54 │住職日記