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2017年04月14日

【 弄花香満衣 】

(花を弄すれば香衣に満つ)
「はなをろうずれば かおりころもにみつ」


弄花香満衣



待ち望んでいた春になり
今、春真っ盛り
境内地には梅の花がさき
今、桜の花が満開です
この句は
花を摘んでいると、
自分の衣もその香りに包まれ
こころまで花と一体となって、
清々しい境涯に至る。
明るい春の陽ざしの中で
香しい甘い香りを
心から愛おしむような句ですね・・・


弄花香満衣



寒さにじっと耐えていた
冬がやっと終わり雪が解け
小川のせせらぎが聞こえる中で
摘む花の初々しさと香しさ
それを想像するほんわかした
思いに誘いますね・



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Posted by 白龍山 瑞雲寺 at 07:52 │住職日記

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